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【パンの名前に由来あり】フーガスとは?

南フランスのプロヴァンス地方が発祥のパン「フーガス」

この名前を聞いた事がある方、

食べた事がある方、

作った事がある方、どれ位いらっしゃるのだろう...。

私は大好きなパンなのですが、購入できるベーカリーが少ないのが現状。

東京では「リベルテ」や、「ヴィロン」のフーガスが個人的にはとっても好み♡


このフーガスという一見変わった名前のパンですが、

歴史をたどるとその名前は、いかにもヨーロッパの古代のパン文化を想像できるもの。


古代ローマ時代、パンを焼く窯の温度を計る為にパン生地をちぎって

炉床に投げ入れその様子を見て温度を計っていたとか。

元々は食べる為では無かったのですね。

そうしていると生地が灰にまみれていった事から

「灰に埋もれて焼いた」という意味の

「Fougasse(フーガス)」と呼ぶようになったらしいです。


形に特徴があり、平らな形状で葉っぱの形をした物がメジャーで

他にはイタリアのカルニバーレで使われる仮面を模した物などがあります。


元々はプロヴァンス地方で生まれたパンですが、

後にイタリアへ浸透して形を変え「フォカッチャ」の原型になったといわれています。

私はどちらも好き!


課題メニューが「フーガス」です。

レッスンではアンチョビオリーブ入りと、

セミドライハーブトマト入りの2種類。



この写真は葉っぱ成型が私がデモしたフーガス、

そして向こう側のは生徒さんの作品。

みなさんのインスピレーションで成型を楽しんで頂いてます!


この日のご参加の方は神奈川でホシノ天然酵母のパン教室をされている方。

カメラもお勉強されている方で、撮影にまつわるお話も楽しませて頂きました!

いつも私はスマホでの撮影ですが、カメラが欲しくなりました(笑)


今日はこの辺で!

CIAO!








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