パン作りには「発酵」というステップが必要です。
(稀に不要なものもありますが、それは置いといて...)
パンを焼くまでには数回の発酵(ホイロ)というステップを経て、
粉からパンにしていくわけですが。。。
その時に温度と湿度をコントロールするスーパーアイテムが「発酵器」
(家庭用の卓上のものがあります)
因みに...お店などでは低温度からも自動設定できるドゥコンという大型業務用のホイロがありますが、家庭では不要ですね。
では、家庭で趣味のパン作りする場合に「発酵器」がないと出来ないでしょうか?
答えは「NO」です。
....あるに越したことはないですが(笑)
当教室のレッスンに参加される方(オンラインも含め)には、発酵器がない場合の方法をお伝えしています。
方法① スチーム機能付きの電気オーブンの場合➡スチーム稼働して使用
方法② スチーム機能無いオーブンの場合
➡発酵モードを稼働+上段にパン生地+下段に沸かしたお湯+温度計(写真参考)
温度計は内部の実温度を確認する為に置き、時々チェックします。
温度はゆるやかに下がってきますので、途中でお湯を交換すると上手く発酵できますよ!
そしてオーブン発酵をする時には気を付けるポイントが幾つかあります。
①焼成の予熱を入れる為に、生地を発酵の途中でオーブンから出さないといけない。
という事は、予熱をしている間は室温発酵になるわけですね。
その間の時間も逆算して予熱をセットしましょう。
②オーブンの予熱にかかる時間は設定温度によって違います。
例えば、200℃に予熱の場合は5分。250℃に設定すると20分かかる等々。
ご自宅のオーブンの予熱にかかる所要時間を予め計っておき、メモしておくのがお勧めです!
メモはオーブンに貼っておくとか。
③乾燥させない様に天板こと入る大き目のビニール袋に入れ、内側には霧吹きで湿度を補います。
面倒なようですが、慣れてくると一連の作業も流れ作業のようにできるようになりますよ!
実際に生徒さんもそのように実践されてパン作りも上達されてます(^^)
しかしもし一度にたくさんパンを焼きたい!という場合は、何度も時間調整が必要になるので
やはり「発酵器」があると非常に便利ですよ。
今日はこの辺で
CIAO!
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