香港では1月22日が元日にあたり、22日~25日まではいわゆるお正月休暇になります。
中華圏では日本の暦とは違い、旧暦で季節のお祝いをしています。
旧暦なので、毎年元日が変わります。←旧暦=Lunar calendarと呼びます。月の満ち欠けですね。
日本でもよくニュースで「春節なので中国から観光客がたくさん訪れてます」と聞く事も多いのでは。
香港のお正月事情は興味深い習慣が本当にたくさんあるんです。
以前のブログでも「利是(レイシー)」の事をご紹介しましたが、
先日、香港からレッスンを受講しに来日された方と会話で 盛り上がった"お正月あるある"なお話しを。
日本ではお正月にお雑煮やおせち料理を食べる習慣がありますが、香港も同じようなものがあります。
「年糕」nian gaoと読みます。大きい丸型や長方形の甘い餅です。
それと「糖冬瓜」
これは冬瓜の砂糖漬けです。とにかく甘い!甘い!
菓子職人の香港人の友人は、特に力を入れて作るようで「これは特別な砂糖で作ったの!」と説明してくれます。
…必ず毎年!
そう!春節前は香港中の店から砂糖が消えるんです。
とにかく甘いので香港の家庭でも誰も食べないらしいのです(笑)
ですが、実はおせちと同様、意味がある食べ物なのです。それは「松の実」が入っており「前年より今年がよりよくなりますように」という意味がこめられてるそうです。
当時はそういう意味を知らなかったので「あ、また来た」と思っていましたが(食べてましたよ!)
そんな意味を知ると友人に感謝です。
「多謝!」
今日はこの辺で
CIAO!
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